透析

透析の副作用

人工透析にはいくつかの注意すべき副作用があります。まず1つ目は不均衡症候群といい、透析中や透析後に脳内の圧力が上昇するために頭痛や吐き気を起こすものです。自然に軽快するため問題はありませんが、ひどい場合には脳圧を下げる薬剤を使用する場合もあります。
2つ目は、透析により血圧が変動する事によって気分不快を起こすものです。透析中には適宜血圧測定を行い血圧の確認が行われますが、冷や汗や目の前が暗くなるなどの症状が現れた場合には注意が必要です。
3つ目は、出血傾向です。透析では血液を体外に出すため、血液を固まりにくくする薬剤(ヘパリンなど)が使用されます。透析後もその薬剤の影響を受けているため、出血した際には血が止まりにくい状態となっています。採血後の出血やケガをした際などの出血には注意が必要です。
4つ目は、シャントトラブルです。透析を行うために腕の動脈と静脈とをつないで、動脈血を直接静脈に流す事をシャントといいます。シャントは狭窄や閉塞を起こしやすく、その場合は手術が必要になることもあります。普段からシャントの血液の流れる音を聴診器でチェックしたり、血液の拍動の状態を触って確認したりと自己管理がとても大切になってきます。また、シャントのある腕で重い物を持たないようにして、血圧測定は避けるなどの注意も必要です。

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